人に説明すること

学生のうちは気にしないでも何とかなるやつ。

結論から言うと、『5W1H』を意識しておけば解決する。
もちろん、相手との共通認識(例えば「私が」等の情報)は省いても大丈夫ですが、基本は『5W1H』を使う。


■『5W1H』の確認
①when <いつ> = 時間
②where <どこで> = 場所
③who <だれが> = 誰
④what <なにを> = 物/行動
⑤why <なぜ> = 理由
⑥how <どのように> = 手段


■『5W1H』を使う理由
簡潔に「相手に不要な疑問を持たせない」こと。
5W1H』を使って質問が出てくる時は、相手が話に興味を持った場合か、『5W1H』が間違っていた場合のいずれかと考えてよい。
不要な疑問を持たせないことは、無駄な質問を受ける時間を短縮できるし、わかりやすい説明は個人の信用にもつながる。


■例題
「あなたは昨日何をしていましたか?」を『5W1H』で説明しなさい。


■解答例
「18時ころに駅前のレストランで家族と食事をしていました。出かけていて食事を作る時間が無かったので外食にしようということになりました。」


■解説
前半の文章で「when/where/sho/what」、後半の文章で「why/how」。
面白いのは、いずれかの要素を抜いても文章として成立するということ。
ただしその場合は抜いた要素に対する質問が返ってくる可能性が高くなる。


■まとめ
結局最後まで『5W1H』の話になってしまった。
でも、それくらい大事なことであると考えてほしい。
説明をするときに意識することができるようになれば、話を聞くときにも意識して聞くことができるようになる。
そうすると情報の抜け漏れが無くなるようになり、お互いのためになる。