FF14公式がDPS数値化をしない理由を考える

2021/10/28アップされた動画です。
過去に行われたイベントの切り抜きですが、DPSメーターの実装を公式が明確に否定しています。
最近も似たようなやり取りが見られることもあったのでおそらくこの考えは今後も変わらないだろうと思います。

https://youtu.be/30fmb9Yxm9o

で、まぁこの動画のコメント欄を見ると見事にいつも通りの論争がされているわけでして。
今までも様々な場所で同じ論争がされています。


結局のところ

コンテンツの衰退を招く可能性があるため

が本質だと思います。


その中にDPSの数値化が入っていて、かつ需要があるため定期的に話題に挙がるということだと思います。
よく言われている「DPSが低い人に対する排斥が起きる」はその通りで、プレイヤーが他プレイヤーの遊び方の選択肢を減らすことになります。
同様に「DPSが低い人が自分が遊べるコンテンツを自分で狭める」ということも発生すると思います。

FF14の高難度コンテンツは、トップ層がクリアしライト層はそのクリア方法を真似るというのが現状です。
動画やブログなどでクリア方法が紹介されていますが、DPSの数値化を実装すれば明確にクリアラインが提示されるでしょう。
これは間接的に、公式がコンテンツに挑戦する条件を設定していると言えます。パーティ単位で設定されているDPSチェックをプレイヤー単位に設定したことになります。
それを理由に他プレイヤーを排斥する人は間違いなくいるでしょう。

この話をすると必ずいるのが「垢BANすればいいじゃん」という意見を言う人です。
これ自体は対応策として正解だと思います。ただ、そこに充てるリソースに対する思考が足りていないと思います。
今まで以上に通報数が増え、その対応をする人員を増やすことになります。そして増えた分、他の人員を減らすことになります。
開発・運営している人員が減ったら当然リリース内容が少なくなったり頻度が減ったり、バグも増えるでしょう。

「じゃあ人増やせばいいじゃん」と。
はいその通りです。
そうすると、人を増やすのは支出なので収入を増やす必要があります。FF14の毎月の収入を増やすためにはどうするのか。
まぁ間違いなく月額利用料金でしょうね。

他にも想定される論争はあるのですが、それがゲーム内で起きる可能性が高いことが怖いところですね。
それが嫌になってゲームを辞める人も出てくるでしょうし。
そんなこんなでコンテンツが発展するビジョンが見えないってことも問題でしょうね。
数値化した後の対応策にリスクがありすぎると思います。


キリが無くなるのでこのへんで。
そんな感じで私自身の意見では間違いなくDPSの数値化は実装されないだろうと思っています。では。