「時と場合による」って何?

会話に出されると疑問符が浮かぶ言葉です。
これ言う人って具体的な「時」と「場合」を想定しているのかなと。

例えば仕事で上司に相談している時
自分「この作業はこういう方法で対応しようと思います」
上司「大丈夫じゃないかな。……時と場合によるけど」
自分「はい?」
上司「ん?」
自分「……」
上司「……」
自分「えと、何かダメそうなところありました?」
上司「んー、まずはやってみなよ」

何が言いたいのん???
うまくいかない条件がわかってるなら教えてほしいのねん。
それとも「大丈夫!」って言いきると何かあった時困るから予防線張ってるの?

例えば友人と対戦ゲームをしている時
自分「あー、負けた。今のはもっと自分から攻めた方がよかったかな」
友人「時と場合によるんじゃない?」
自分「時と場合……」
友人「うん」
自分「……」
友人「……」
自分「具体的に。例えば?」
友人「そう言われても。時と場合によるとしか……」
自分「んー。うん……。うん?」
友人「うん」

いや、うん。じゃなくて。
もしかしてバカにされてる?ここで同意したら何も考えずに攻めかかるようになると思われてる?
フェイントかけたり迎撃寄りの動きをしたりって考えてることはあるのよ?

これは持論だけど、超スピードで常に相手の動きに対応できる超人以外は知識量と実力が比例すると考えてます。
もちろんその知識を基に対応できることは前提だけど。
でも知識があれば、例えば自分の反応が遅くいからうまく対応できないってことがわかったらじゃあその前段階でどうしようって対策できるしそこからどう立て直そうかっていうシミュレートもできる。
それを実践で繰り返してこれは使えるこれは使えないってわかっていくのが上達することだと思うわけです。ついでに反応速度あがったらうれしいよね。

話が逸れました。

何が言いたいかというと、なぜか「時と場合による」を具体性がないまま使う人がいる気がするということ。
どうなんでしょうね。流動的だよ、とか。パターンがありすぎて説明できないよ、とか。そういうことなのかな。